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【動詞の型】 第4文型で英文が読める

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第4文型、SV O1 O2 型には3パターンあります。

  1. 「与える」系:give / tell / show / lend / teach など
  2. 「してあげる」系:buy / cook / make / get / leave など
  3. 「奪う」系:take / cost / save / owe  など

 

第4文型を取る動詞は、大きく分けて

①「与える」系

②「してあげる」系

③「奪う」系

があります。

 

以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。

 

 

1.「与える」系:give / tell / show / lend / teach など

「与える」系の動詞は与えるものが異なるだけで、全てO1にO2を与えるという意味になります。

よって、これらの動詞を見たら、O1、O2とを探し第4文型を予測しましょう。

 

 

 

「S give O1 O2」 (与える)

S give O1 O2」という英語の文構造は、ある人物(S)が第一の対象(O1)に第二の物や情報(O2)を与える場面で使用されます。


S:与える人物(主語)
O1:与えられるものや情報の受け手
O2:実際に与えられるものや情報


例文
She gave him a book.

彼女は彼に本を与えました。


The teacher gave the students homework.

教師は生徒たちに宿題を出しました。


They gave the organization a generous donation.

彼らはその組織に寛大な寄付をしました。

 


この文構造は、日常生活、ビジネス、教育、慈善活動など、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、何かを他の人に提供または贈与する場面でよく使われます。

 

 

 

「S tell O1 O2」 (情報を与える)

S tell O1 O2」という英語の文構造は、ある人物(S)が第一の対象(O1)に第二の情報やメッセージ(O2)を伝える場面で使用されます。


S:情報やメッセージを伝える人物(主語)
O1:情報やメッセージの受け手
O2:実際に伝えられる情報やメッセージ


例文
He told me the truth.

彼は私に真実を伝えました。


The coach told the players the strategy.

コーチは選手たちに戦略を伝えました。


She told the audience an interesting story.

彼女は聴衆に興味深い話を伝えました。

 


この文構造は、日常生活、ビジネス、教育、エンターテインメントなど、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、情報やメッセージを他の人に伝える場面でよく使われます。

 

 

 

「S show O1 O2」 (姿を与える)

S show O1 O2」という英語の文構造は、ある人物(S)が第一の対象(O1)に第二の物や情報(O2)を示す場面で使用されます。


S:物や情報を示す人物(主語)
O1:物や情報を見せられる対象
O2:実際に示される物や情報


例文
She showed him a photo.

彼女は彼に写真を見せました。


The guide showed the tourists the historic sites.

ガイドは観光客に歴史的な場所を見せました。


The teacher showed the students the correct way to solve the problem.

教師は生徒たちに問題を解決する正しい方法を示しました。

 


この文構造は、日常生活、教育、ビジネス、観光など、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、何かを他の人に示すまたは説明する場面でよく使われます。

 

 

 

「S lend O1 O2」 (返す約束付きで貸す)

S lend O1 O2」という英語の文構造は、ある人物(S)が第一の対象(O1)に第二の物(O2)を一時的に貸し出す場面で使用されます。


S:物を貸し出す人物(主語)
O1:物を借りる対象
O2:実際に貸し出される物


例文
She lent him a book.

彼女は彼に本を貸しました。


The library lent the student some reference materials.

図書館はその学生に参考資料を貸し出しました。


He lent his neighbor a ladder.

彼は隣人にはしごを貸しました。

 


この文構造は、日常生活、学業、隣人との関係など、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、何かを一時的に他の人に提供する場面でよく使われます。

 

 

 

「S teach O1 O2」 (知識を与える)

S teach O1 O2」という英語の文構造は、ある人物(S)が第一の対象(O1)に第二の技能や情報(O2)を教える場面で使用されます。


S:技能や情報を教える人物(主語)
O1:技能や情報を学ぶ対象
O2:実際に教えられる技能や情報


例文
She taught him the piano.

彼女は彼にピアノを教えました。


The professor taught the students advanced mathematics.

教授は学生たちに高度な数学を教えました。


He taught the community traditional dances.

彼はコミュニティに伝統的なダンスを教えました。

 


この文構造は、教育、専門的技能、文化活動など、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、特定の技能や知識を他の人に伝える場面でよく使われます。

 

 

 

 

2.「してあげる」系:buy / cook / make / get / leave など

「S buy O1 O2」 (買ってあげる)

S buy O1 O2」という英語の文構造は、ある人物(S)が第一の対象(O1)のために第二の物(O2)を購入する場面で使用されます。


S:物を購入する人物(主語)
O1:購入された物の受け手や使用者
O2:実際に購入される物


例文
He bought her a ring.

彼は彼女のために指輪を買いました。


The company bought the employees new computers.

会社は従業員のために新しいコンピュータを買いました。


She bought the kids some toys.

彼女は子供たちのためにおもちゃを買いました。

 


この文構造は、日常生活、ビジネス、贈り物、祝いなど、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、他の人のために何かを購入する場面でよく使われます。

 

 

 

「S cook O1 O2」 (料理してあげる)

S cook O1 O2」という英語の文構造は、ある人物(S)が第一の対象(O1)のために第二の料理や食品(O2)を調理する場面で使用されます。


S:料理を調理する人物(主語)
O1:料理の受け手や食べる人
O2:実際に調理される料理や食品


例文
She cooked him a special dinner.

彼女は彼のために特別な夕食を調理しました。


The chef cooked the guests a gourmet meal.

シェフはゲストのためにグルメな食事を調理しました。


He cooked the family a traditional dish.

彼は家族のために伝統的な料理を調理しました。

 


この文構造は、日常生活、レストラン、特別な機会、家庭の食事など、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、他の人のために特定の料理を調理する場面でよく使われます。

 

 

 

「S make O1 O2」 (作ってあげる)

S make O1 O2」という英語の文構造は、ある人物(S)が第一の対象(O1)に第二の物(O2)を作ってあげる場面で使用されます。


S:行動を起こす人物(主語)
O1:行動の直接の対象
O2:実際に作ってあげる物


例文

She made her daughter a beautiful dress.

彼女は娘のために美しいドレスを作りました。

 


この文構造は、日常生活、ビジネス、教育、手作りのアイテムなど、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、何かを作る場面でよく使われます。

 

 

 

「S get O1 O2」 (取ってあげる)

S get O1 O2」という英語の文構造は、ある人物(S)が行動や状況を通じて第一の対象(O1)に第二の物や状態(O2)を取得させる場面で使用されます。


S:行動を起こす人物(主語)
O1:行動や状況の対象
O2:O1が取得する物


例文
She got him a ticket to the concert.

彼女は彼のためにコンサートのチケットを取得しました。

 

I will get you the information you need.

必要な情報をあなたに提供します。

 


この文構造は、日常生活、ビジネス、教育、サービス提供など、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、何かを取得する場面でよく使われます。

 

 

 

「S leave O1 O2」 (残してあげる)

S leave O1 O2」という英語の文構造は、ある人物(S)が第一の対象(O1)に第二の物や情報(O2)を残す場面で使用されます。


S:行動を起こす人物(主語)
O1:行動や状態の対象
O2:O1に残される物、情報


例文
She left him a note on the fridge.

彼女は彼のために冷蔵庫にメモを残しました。

 


この文構造は、日常生活、事故や災害、家庭の状況など、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、何かを残す場面でよく使われます。

 

 

 

3.「奪う」系:take / cost / save / owe  など

「S take O1 O2」 → O1からO2の時間を奪う → 時間がかかる

「S cost O1 O2」 → O1からO2のお金を奪う → お金がかかる

「S save O1 O2」 → O1からO2の手間を奪う → 手間がかかる

「S owe O1 O2」 → O1からO2のお金を奪う(返す約束付き)

 

 

例文

It took him ten minutes to solve the problem.

彼はその問題を解くのに10分かかった。

 

It cost me five thousand dollars to buy the car.

私がその車を買うのに5千ドルかかった。

 

His email saved me the trouble of going there.

彼のメールでそこに行く手間が省かれた。

 

I owe you ten dollars.

私はあなたに10ドル借りている。

 

 

 

 

この本を参考に作成しています。