日本のロケットが月面着陸に成功
★英語ニュースの単語と読解ができれば資格・試験・仕事にも役立つはず★
例文
A Japanese robot has successfully touched down on the Moon but problems with its solar power system mean the mission may live for just a few hours.
文の構造
単語確認
successfully:(副)成功裏に →無事に
touch down:(動)着陸する
problem:(名)問題
mean:(動)意味する
mission:(名)ミッション、任務
live:(動)生きる →機能し続ける、活動し続ける
日本語訳
日本のロボットが月面に無事着陸しましたが、その太陽発電システムに問題があるため、ミッションは数時間だけしか継続しない可能性があります。
(→数時間しか継続できない可能性があります)
あとがき
「live」 は生き物の場合だと「生きる、生存する、生活する」という意味ですが、今回はロボットなので「機能し続ける」「活動し続ける」でしょうか。
助動詞の「may」は「~かもしれない、~する可能性がある」という可能性を表す助動詞です。
この文脈では、「may」は何かが起こる可能性があることを示しています。
「the mission may live for just a few hours」では、「may」はミッションが「数時間だけ機能する可能性がある」という不確実性や不明確さを表しています。
つまり、ミッションが短期間で終了する可能性があるが、それが確実ではないという意味合いです。
発電がうまくいっていないのは残念ですが、
今回の日本による月面着陸は、史上5か国目となる偉業です。
今までに多くの国が何度も月面着陸を試みていますが、着陸の難易度は高く、今回の小型月面着陸実証機 SLIMの着陸は世界中から大きな注目を集めています。
着陸自体は成功していて、可能な限りデータ送信すべく作業が進んでいます。
高速画像処理とクレーターマッピング技術を使用して危険を回避しながらの高精度の着陸に挑戦しました。
SLIMは、「月の狙った場所へのピンポイント着陸」、「着陸に必要な装置の軽量化」「月の起源を探る」といった目的を小型探査機で月面にて実証する探査計画です。実証する技術は、月探査のほか、比較的重力のある天体の探査への基礎にもなるため、将来の太陽系科学探査の要求に応えることができます。
https://www.jaxa.jp/projects/sas/slim/index_j.html
BBCニュース記事引用元