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【動詞の型】 SV A with B 型で英文が読める

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SVA with B 型には2パターンあります。

  1. 「与える」系:provide / present / supply など
  2. 「つなぐ」系:associate / combine / compare / connect / share など

 

それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

1. 「与える」系:provide / present / supply など

これらの動詞はすべて後ろに A with B の型をとり「AにBを与える」の意味です。

 

 

「provide A with B」

provide A with B」という英語の表現は、「AにBを提供する」という意味になります。この表現は、何らかの資源、情報、サービス、または機会が特定の人物、団体、または目的に与えられる場合に使用されます。

 

例 (provide):

The company provides employees with health insurance.
その会社は従業員に健康保険を提供している。


The school provides students with textbooks.
学校は生徒に教科書を提供している。


The government provides the public with important information.
政府は一般市民に重要な情報を提供している。

 


このように、「provide A with B」は非常に多用途な表現で、ビジネス、教育、政府の活動など、さまざまな文脈で使用されます。

 

 

また、この表現は「provide B for A」という形に書き換えることもできます。

最初の例文を書き換えてみると、

The company provides health insurance for employees.
その会社は従業員に健康保険を提供している。

 

 

またまた、この表現は「A is provided with B」と受動態でも使われます。

例えば、

Employees are provided with health insurance by the company

(従業員は会社によって健康保険が提供されている)

 

といった形です。

 

 

 

「present A with B」

present A with B」という英語の表現は、「AにBを贈る」または「AにBを授与する」という意味になります。この表現は、賞、証明書、ギフトなどを特定の人に渡す際に使用されます。

 

例 (present):

The company presented him with a plaque for his years of service.

会社は彼に長年の奉仕に対して記念盾を授与した。


She was presented with a bouquet of flowers on her birthday.

彼女は誕生日に花束を贈られた。


The university presented the researcher with an honorary degree.

大学はその研究者に名誉学位を授与した。

 


この表現は、公式な場やセレモニーでよく使われますが、日常的な状況でもギフトを贈る際に使用されることがあります。

この表現が使われる場合、A は通常、何らかの理由で Bを受け取る資格があると見なされています。

それは、特別な業績、記念日、功績など、さまざまな理由によるものです。

 

present A with B」という表現は、B が A に与えられるという点で、一般的にはポジティブなニュアンスがあります。

そして、この行為自体が、敬意や感謝、評価などの感情を象徴している場合が多いです。

 

 

 

「supply A with B」

supply A with B」という英語の表現は、「AにBを供給する」という意味になります。この表現は、必要な物品、情報、リソースなどを特定の人物、団体、場所に提供する状況で使用されます。

 

例 (supply):

The company supplies retailers with clothing.

その会社は小売業者に衣服を供給している。


The government supplied the affected area with emergency relief.

政府は被災地に緊急支援を供給した。


The teacher supplied the students with the necessary materials.

教師は生徒に必要な教材を供給した。

 


この表現は、ビジネス、政府、教育、日常生活など、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、必要な物品やサービスが対象 A に確実に届くようにする際によく使われます。

 

supply A with B」という表現には、一般的にポジティブなニュアンスがあります。

なぜなら、この行為は通常、A のニーズを満たすため、または A が何らかの目的を達成できるようにするために行われるからです。

この表現は、供給する側が A に対して何らかの責任や義務を果たしているとも捉えられます。

 

 

 

 

2. 「つなぐ」系:associate / combine / compare / connect / share など

これらの動詞は SVA with Bの型をとり「AをBにつなげる」の意味を表します。

 

つなげるの内容はそれぞれ、

  • associateは、つないで関連付ける、
  • combineは、つないで結びつける、
  • compareは、つなげて比較する、
  • connectは、つなげる、関連付ける、
  • shareは、つなげて共有する

です。

 

 

「associate A with B」

associate A with B」という英語の表現は、「AをBと関連付ける」という意味になります。この表現は、二つ以上の事物、人物、概念などが何らかの形で関連性や繋がりを持つと考えられる場合に使用されます。

 

例 (associate):

Many people associate happiness with wealth.
多くの人々は幸福を富と関連付ける。


I always associate this song with my childhood.
私はこの曲をいつも子供の頃と関連付けている。


The brand is strongly associated with luxury and quality.
そのブランドは高級と品質と強く関連付けられている。

 


この表現は、文化、社会、心理学、マーケティングなど、多くの異なる文脈で使われます。

特に、あるブランドや製品が特定の特性や価値とどのように関連付けられているかを説明する際によく使用されます。

 

 

associate A with B」という表現は主に主観的な関連性やパーセプション(知覚)について述べる際に使用され、それが事実に基づいているかどうかは必ずしも重要ではありません。

つまり、人々がどのように感じるか、何を思うかに関する表現です。

 

 

 

「combine A with B」

combine A with B」という英語の表現は、「AとBを組み合わせる」という意味になります。この表現は、二つ以上の要素、成分、アイデアなどを一緒にすることで何らかの新しいものまたは効果を生み出す場合に使用されます。

 

例 (combine):

Combine flour with water to make a dough.

小麦粉と水を組み合わせて生地を作ります。


They combined their resources with ours for the project.

彼らはプロジェクトのために自分たちのリソースと私たちのリソースを組み合わせた。


The designer combined traditional elements with modern style.

デザイナーは伝統的な要素と現代のスタイルを組み合わせた。

 


この表現は、料理、科学、ビジネス、アート、教育など、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、既存のものを新しいやり方で組み合わせて何らかの目的を達成したいときや、新しいものを作り出したいときによく使われます。

 

combine A with B」という表現は一般的に中立的なニュアンスがありますが、その結果がポジティブかネガティブかは文脈に依存します。

例えば、

「成功した結果を出した新しいプロジェクトで資源を組み合わせる」場合はポジティブなニュアンスがありますが、

「危険な化学物質を不注意にも組み合わせる」場合はネガティブなニュアンスがあります。

 

 

 

「compare A with B」

compare A with B」という英語の表現は、「AとBを比較する」という意味になります。この表現は、二つ以上の人物、物、状況、アイデアなどの類似点や相違点を評価する場合に使用されます。

 

例 (compare):

You can't really compare apples with oranges.

リンゴとオレンジを真剣に比較することはできない。

 

I compared my results with hers and found that we had similar scores.

私は自分の結果と彼女の結果を比較し、私たちのスコアが似ていることに気づいた。

 


この表現は、科学的研究、ビジネス分析、日常的な判断など、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、選択肢の中から最適なものを選ぶため、または特定の事象や状況をより深く理解するために比較が行われます。

 

compare A with B」という表現は基本的に中立的なニュアンスがあります。

その比較がポジティブな結果につながるか、ネガティブな結果につながるかは、文脈やその後の解釈によります。

比較自体は単に事実やデータ、特性を並べる行為であり、その結果に対する評価は別の問題です。

 

 

 

「connect A with B」

connect A with B」という英語の表現は、「AとBを繋ぐ」または「AとBを関連づける」という意味になります。この表現は、物理的な接続(例えば、ケーブルやネットワークなど)から抽象的な関連(例えば、アイデアや事象など)まで、さまざまな状況で使用されます。

 

例 (connect):

Connect the printer with the computer using a USB cable.

USBケーブルを使ってプリンターとコンピューターを繋ぐ。


The detective connected the suspect with the crime scene.

刑事は容疑者と犯罪現場を関連づけた。


This theory connects economic factors with social behavior.

この理論は経済要因と社会的行動を関連づけている。

 


この表現は、テクノロジー、科学、ビジネス、日常生活、文学解析など、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、二つ以上の要素が何らかの形で互いに影響を与える、または関連性があると考えられる場合に使われます。

 

connect A with B」という表現は一般的に中立的なニュアンスがありますが、文脈によってはポジティブまたはネガティブな意味合いを持つことがあります。

たとえば、

「成功したプロジェクトでチームメンバーを繋ぐ」場合はポジティブなニュアンスがありますが、

「犯罪に関与しているとされる人物を繋ぐ」場合はネガティブなニュアンスがあり得ます。

 

 

 

「share A with B」

share A with B」という英語の表現は、「AをBと共有する」という意味になります。この表現は、物、情報、経験、感情などを他の人や団体と共に楽しむ、または共有する場合に使用されます。

 

例 (share):

She shared her cookies with her classmates.

彼女はクッキーをクラスメートと共有した。


Can you share this information with the team?

この情報をチームと共有してもらえますか?


I wanted to share my happiness with my family.

私は幸せを家族と共有したかった。

 


この表現は、日常生活、ビジネス、教育、社交活動など、多くの異なる文脈で使用されます。

特に、何かを共に楽しむ、または何らかの情報やリソースを効率的に使用するために共有する場合によく使われます。

 

 

share A with B」は一般的にポジティブなニュアンスがあります。

共有は通常、協力、親しさ、またはオープンネスの象徴とされ、社会的なつながりを強化するものとされています。

ただし、何を、どのような状況で共有するかによっては、その行為が不適切であると見なされる場合もあります(例えば、機密情報を不適切に共有する場合など)。

 

 

 

おまけ

 

この本を参考に作成しています。