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【動詞の型】 SV A as B 型で英文が読める

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SV A as B 型には2パターンあります。

  1. 「A=B」系:regard / think of / look on [upon] など
  2. 「S=B」系:strike / replace など

 

それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

1. 「A=B」系:regard / think of / look on [upon] など

これらの動詞はすべて SV A as B の型をとり、「AをBとみなす」となります。

 

 

「regard A as B」

regard A as B」という英語の表現は、「AをBとみなす」または「AをBと考える」という意味になります。この表現は、何らかの事物、人物、状況などを特定のカテゴリー、状態、品質などと関連付ける際に使用されます。

 

例 (regard):

Many people regard him as an expert.

多くの人々は彼を専門家とみなしている。


I regard this job as an opportunity for growth.

私はこの仕事を成長の機会と考えている。


She regards the painting as a masterpiece.

彼女はその絵を傑作とみなしている。

 


この表現は、評価、判断、解釈などに関連する多くの文脈で使用されます。

ビジネス、学術、日常会話など、幅広い状況で使える便利な表現です。

 

regard A as B」は主観的な見解や評価を表す場合が多いですが、社会的に広く受け入れられた観点や専門的な評価を述べる際にも用いられます。

 

この表現は、ある事物や人物が一般的にどのように評価されているか、または個々の人がどのようにそれを評価しているかを明示する際に非常に役立ちます。

 

 

 

「think of A as B」

think of A as B」という英語の表現は、「AをBと考える」または「AをBとして見る」という意味になります。この表現は、特定の人物、事物、状況などに対して持つ認識や考え方を述べる際に使用されます。

 

例 (think of):

I think of him as a friend.

私は彼を友達と考えている。


She thinks of this project as a great opportunity.

彼女はこのプロジェクトを素晴らしい機会と考えている。


Many people think of the city as a cultural hub.

多くの人々はその都市を文化の中心地と考えている。

 


この表現は主に個々の見解や解釈に基づいているため、主観的なニュアンスが強いです。しかし、その見解が共有されている場合や、一般的な認識として述べる際にも使用されます。

 

think of A as B」と「regard A as B」はよく似た意味を持つ表現ですが、前者は日常的な、より個人的な感じがあり、後者はより公式な、または客観的な評価を伝える際に使用されることが多いです。

 

例えば、

I think of you as a good friend

君を良い友達と思っている

という表現は、友情のような個人的な関係でよく用いられます。

 

一方で、

The community regards her as an expert

コミュニティは彼女を専門家と見なしている

という表現は、専門的な評価や一般的な認識を示す際に使われることが多いです。

 

 

 

「look on A as B」

look on A as B」という英語の表現は、「AをBとして見る」または「AをBと考える」という意味になります。この表現は、ある人物、事物、または状況に対する認識や考え方を表す際に使用されます。

 

例 (look on):

He looks on her as a mentor.

彼は彼女をメンターとして見ている。


I look on this challenge as an opportunity.

私はこの挑戦を機会として見ている。


People often look on failure as a bad thing.

人々はしばしば失敗を悪いこととして見る。

 


look on A as B」は主に個々の認識や解釈に基づいていますが、その見解が社会的に共有されている場合にも使用されます。

この表現は、より感覚的、観察的な側面を強調する傾向があります。

 

think of A as B」と「look on A as B」は似たような状況で使える表現ですが、微妙な違いがあります。

 

一般的に、「think of A as B」はより抽象的な考えや信念に基づいていることが多く、「look on A as B」は何かを直接観察することによって形成された認識を表す場合が多いです。

 

例えば、

I think of him as honest

彼を誠実だと思っている

 

は、その人に対する一般的な信念を表しています。

 

一方で、

I look on him as honest after seeing how he returned the lost wallet

彼が落とし物の財布を返したのを見て、彼を誠実だと見なしている

 

は、特定の行動を観察した結果としての認識を表しています。

 

 

2. 「S=B」系:strike / replace など

これらの動詞は SV A as Bの型をとり「S=B」を表します。

 

S strike A as B の型で「SはAにBという印象を与える」となりS=Bです。

S replace A as B で「SはBとしてAに取って代わる」となりS=Bです。

 

 

「strike A as B」

strike A as B」という英語の表現は、「AにBという印象を与える」という意味になります。この表現は、特定の人物、事象、状況などが初めて触れた時や短期間の観察に基づいて形成された印象や感じを述べる際によく使用されます。

 

例 (strike):

The idea strikes me as interesting.

そのアイデアは私に面白いという印象を与える。


She struck him as intelligent.

彼女は彼に賢いという印象を与えた。


The situation strikes me as odd.

その状況は私に変だという印象を与える。

 


strike A as B」は主に初めて何かに触れたときや短期間の観察に基づいているため、長期的な評価や深い分析とは異なります。

そのため、この表現は、スナップショットのような瞬間的な印象や感じを捉えるのに適しています。

 

例えば、

He strikes me as honest

彼は私に誠実という印象を与える

 

という場合、その印象はその人と初めて会ったときや短い交流をした結果として得られたものである可能性が高いです。

 

この表現は、文化、人間関係、ビジネスなど多くの異なる文脈で使用されます。それは通常、個々の人が何かに対してどのように感じるかを瞬間的に表す際に非常に便利です。

 

 

 

「replace A as B」

replace A as B」という英語の表現は、「BとしてAを置き換える」という意味になります。この表現は、ある人物、物、または状況が他のものに取って代わられる場合に使用されます。

 

例 (replace):

John replaced Sarah as the team leader.

ジョンはチームリーダーとしてサラを置き換えた。


Smartphones have replaced traditional cameras as the primary tool for taking photos.

スマートフォンは写真を撮る主要な道具として、従来のカメラを置き換えている。


She replaced him as the CEO of the company.

彼女はその会社のCEOとして彼を置き換えた。

 


この表現は、ビジネス、テクノロジー、スポーツ、政治など、さまざまな文脈で使用されます。特定の役割や地位、機能などが新しいものに交代するときに特によく使われます。

 

replace A as B」の文脈によっては、この交代が計画的でスムーズであったか、突然で衝撃的であったかなど、様々なニュアンスが含まれることがあります。

 

しかし、基本的な意味としては、何らかの理由で「A」が「B」という役割や地位から外れ、新しい「B」が登場する、という状況を指します。

 

 

 

 

この本を参考に作成しています。