アメリカの民間宇宙船が月に向けて
★英語ニュースの単語と読解ができれば資格・試験・仕事にも役立つはず★
例文
It is the second commercial mission to be funded by the US space agency Nasa, as it seeks to encourage private missions to the Moon as a way to expand its reach in space.
文の構造
単語確認
commercial:(形)商業の
fund:(動)資金提供する
seek:(動)探し求める、
encourage:(動)促進する
private:(形)民間の
expand:(動)拡大する
reach:(名)(力などが及ぶ)範囲
space:(名)宇宙空間
日本語訳
これは、宇宙空間における活動範囲を拡大する1つの方法として月への民間ミッションの促進を模索するなかで、米国宇宙局ナサによって資金提供される2番目の商業ミッションです。
あとがき
ニュース記事を読んでいくとわかるのですが、今回の例文だけでは it の理解が難しいかもしれません。
最初の it (主文の it)は今回のNasaによるロケット打上のことです。
as による副詞節の主語の it はその直前に出てきたNasaのことです。
「reach」は名詞として使用されており、主に「影響力の範囲」または「活動範囲」を意味しています。
この文脈では、NASAが宇宙における自身の影響力または活動範囲を拡大することを目的としていることを示しています。
Nasaは民間の宇宙船の打上も支援しています。
今回はイーロンマスクのSpace X社のものです。
そのほかにも今までには、イスラエルのSpaceIL社、日本のHakuto‐Rの打上も行っています。
今回の月へのミッションは月の南極付近に着陸し、水(氷)の調査を行う予定です。
その外にも、着陸の際にどの程度月面をかき乱すのか、誇りはどの程度巻き上がるのか、地球からのレーザービームを反射して送り返す反射装置設置、着陸直前にカメラを放出し宇宙船の着陸を撮影する、などの活動を行うようです。
不定詞の確認はこちら
BBCニュース記事引用元
Intuitive Machines: US spacecraft blasts off to Moon's south pole - BBC News